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チャールズ3世国王陛下より日産自動車最高経営責任者 内田誠氏に名誉大英勲章を授与

チャールズ3世国王陛下は、内田誠氏の日英ビジネス関係発展における功績を称え、名誉大英勲章CBE(Honorary Commander of the Most Excellent Order of the British Empire)を授与されました。

内田氏は、日産自動車株式会社最高経営責任者として、電気自動車の野心的な開発と拡大を通じて、自動車産業の脱炭素化を牽引してこられました。2021年に内田氏がイングランド北東部サンダーランドに電気自動車のグローバルハブを置くことを決定したことは、英国政府がネットゼロ目標を達成し、英国が電気自動車へ移行する上で重要な役割を果たしました。この決定には、英国に10億ポンドを投じて初の電池ギガファクトリーを建設し、その後、英国最大の自動車工場であるサンダーランドに20億ポンドを投じて2つの電気自動車生産ラインを増設するという計画も含まれています。また、日産は、ベッドフォードシャー州クランフィールドにある日産テクニカルセンター・ヨーロッパにおいて、英国の大学や研究機関と提携して、自動車の電動化、自動運転分野の最先端の共同研究開発を行っています。

内田氏のリーダーシップの下、日産は英国の教育と人材育成においても多大な貢献を続け、日英間の人的交流も支援してこられました。オックスフォード大学の日産現代日本研究所では、様々な分野において最高レベルの研究が続けられています。また、日産スキルズ・ファウンデーションはイングランド北東部の子供たちを対象に、STEM教育、製造・エンジニアリング業界でのキャリア促進に取り組んでいます。

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