英国フード&ドリンク最前線を紹介するキャンペーンが日本でスタート
この「Food is GREAT: A Taste of Britain ためしてみて、美味しいイギリス」キャンペーンは、現代の英国が誇る美味しい食べ物や飲み物に焦点をあて、ビジネス・パートナーシップ、フード・キャンペーン、SNSなどを活用するほか、ハリー杉山さんを「駐日英国大使館 食の親善大使」に任命するなど、様々な取り組みを通して展開するものです。
駐日英国大使館では、8月28日、「Food is GREAT: A Taste of Britain ためしてみて、美味しいイギリス」キャンペーンの開幕を祝うイベントを開催しました。このキャンペーンでは、今、急速な変貌を遂げている英国のフード&ドリンクを、より多くの日本の消費者の皆様、企業、メディアの方々に改めて注目して頂くための試みを展開してまいります。
2012年ロンドン・オリンピック・パラリンピック大会が大成功を収めたことをうけ、キャメロン首相は、2011年に、そのレガシーを長く受け継ぐ目的で、英国政府によるグローバルな GREAT キャンペーンをスタ-トさせました。その一環として、駐日英国大使館と大阪の総領事館が、民間部門のパートナー企業の皆様と協力し、このユニークなフード&ドリンクのキャンペーンを展開することになりました。事前に実施した市場調査からは、日本の消費者の多くが、英国の食に対する明確なイメージを持っていないこと、既に時代遅れになっている情報しか入手できていないこと、また、英国の食べ物や飲み物を体験したことのない方々が実に多いことなどが明らかになりました。
英国では、フード&ドリンクについて、また、料理に対する消費者の関心や食品の購買意欲の高まりが見られ、高品質の製品を提供する企業が次々と生まれています。 英国には、現在、ミシュランの星を獲得しているレストランが150軒以上あり、世界的にも大人気のレシピを考案している英国人シェフや、妥当な値段で、質の高いフード&ドリンクを提供する新世代のガストロ・パブも誕生しています。
大使館でのイベントでは、料理のプレゼンテーションも行われ、日英双方の食に関する強力なビジネス及びメディアのパートナーシップが既に確立されていることが示されると同時に、より多くのパートナーの皆様がキャンペーンに参加して下さるよう働きかける機会となりました。また、日本最大のレシピサイト、クックパッドに設ける「英国大使館のキッチン」でレシピが公開されることや、英国在住の料理研究家でブロガーとしても人気の高いエリオットゆかりさんも、現地から「美味しいイギリス」に関して投稿して下さることが発表されたほか、日本で放映される有名な英国人シェフのTV ショー、今後6ヵ月間で開催が予定される15件のフード・フェスティバル、展示会、リテールフェア、試食会などが紹介されました。
また、イベントでは、ティム・ヒッチンズ駐日英国大使が、ハリー杉山さんを「駐日英国大使館 食の親善大使」に正式に任命した後、駐日英国大使公邸の総料理長、吉田龍貴が、英国のサマープディングを作るデモンストレーションを行いました。更に、「料理の鉄人」でもお馴染の食の専門家、服部 幸應さんによる乾杯のあいさつも行われました。
イベントの当日は、大使公邸が試食会の会場へと変身し、ゲストの皆様に、GREATという頭文字から名付けられた5カ所(Green, Regional, Eating out in the great outdoors, Amazing British Chefs and Teatime & Treats)に設置された英国の美味しいフード&ドリンクを楽しんで頂きました。
イベントでの挨拶の中で、ヒッチンズ大使は次のように述べました。
「今回のキャンペーンでは、日本の皆様が英国の食について抱いておられるイメージを刷新したいと考えています。具体的には、食について高い関心を持つメディアの関係者の方々に、私達が推奨する英国のレシピを試して頂くよう働きかけます。また、日本のスーパーマーケットやレストランで、英国のフード&ドリンクが入手でき、味わって頂けるよう、企業との関係強化を目指したいと考えています。より多くの日本の皆様が英国の様々な地方を訪れ、実際に、英国の食を体験して頂く努力もして参ります。これからの一年間、キャンペーンを通して多くのイベントを開催する予定です。美味しいイギリスに触発されることで、本日のイベントが、多くの新たなパートナーシップの誕生につながることを願っています。」
「Food is GREAT: A Taste of Britain ためしてみて、美味しいイギリス」の開幕レセプションの写真、最新情報、レシピなどは、キャンペーのフェイスブック・ページでご覧頂くことができます。今後のイベント情報については、A Taste of Britainのウェブサイトをご覧下さい。