Emil Levendoǧlu
経歴
2023年10月に公使として駐日英国大使館に着任。本職が初めての外務国際開発省での勤務。
学術界、金融業界を経て、2001年に英国財務省入省。財務省では世界金融危機下での銀行破綻処理及び規制改革をけん引するなど、金融政策に従事。2012年に、英国の外交官である妻のファリーダの南部アフリカへの赴任に同行し、アフリカの複数の国の政府に対し金融セクター改革のコンサルティングを行う。2016年には、英国の大手金融機関の会長からなる委員会に勤務し、シティ・オブ・ロンドンが英国のEU離脱に備えるための準備を支援する。
2017年、在北京アジアインフラ投資銀行理事会の執行役員(UK Executive Director)として財務省に帰任、国際担当部局に配属される。在任間、英国財務大臣の中国、インドおよびブラジルとの経済対話も担当する。2019年から2023年にかけて国家安全保障理事会アジア太平洋部長として英国内閣府に出向、G20スーシェルパ、AUKUSの英国代表調整官(UK Coordinator)などを務める。
上記のほか、上級職の公務員として、職場でのメンタルヘルスサポートの支持に注力。趣味はサイクリング。アーセナルFCのサポーター。
オックスフォード大学(政治学及び哲学学士)、ケンブリッジ大学(哲学修士)、カリフォルニア大学バークレー校(政治科学修士卒業)
駐日英国首席公使
首席公使は、幹部外交官であり、通常、大使、若しくは、高等弁務官の重要なアドバイザーとしての役割を担い、海外の大使館、若しくは、高等弁務官事務所の日常業務を管理しています。また、大使が不在の場合には、臨時代理大使として英国政府を代表します。