プレスリリース

英外相が、2013年国連人権デーを記念して、ステイトメントを発表

ヘイグ外相が、国連人権デーに寄せてステイトメントを発表し、全ての人々の人権を擁護するために、人権理事会での活動を通して、英国が努力すると述べました。

本件は、2010 to 2015 Conservative and Liberal Democrat coalition governmentで公開されました
Human Rights Council

UN Human Rights Council: by Jean-Marc Ferré

ヘイグ外相は次のように述べました。

「人権デーは、20世紀の優れた業績の一つである「世界人権宣言」を記念する行事です。この宣言は、全ての人間には、生まれながらに自由が、また、尊厳と権利が平等に与えられているという、簡潔で力強い理想を掲げています。

残念ながら、ネルソン・マンデラ元南ア大統領が死去されましたが、私たちの共通の歴史を通して、世界中の人権を改善するため、個人並びに国々が犠牲を払ってきたことを改めて認識する機会となりました。人権と民主的な価値の促進は、英国の外交政策の中心に据えられる目的であると同時に、世界の紛争を終結させ、安定を構築するための重要な要因でもあります。このように、人権を重視する立場から、歴史上、最も見過ごされてきた不当行為の一つである、紛争下の性的暴力を防止する取り組みを、私の個人的な優先課題として努力して参りました。

来年の1月、国連人権理事会の議席が再び英国に与えられます。私たちは、この機会を捉えて、宗教や信仰の自由に対する制限が世界的に増す傾向にある中、こうした動きを防ぐ努力をはじめ、和平のプロセスにおいて女性の人権と参加の促進、死刑制度の世界的な廃止、拷問を世界的に防止するための実際的なイニシアティブに焦点をあてるなどの取り組みを、引き続き行なって参ります。また、より多くの国々が、「企業と人権に関する国連指導原則」の実施に向けて行動をとるよう働きかけます。英国は、今年、そのための行動計画を発表しました。

そして、何よりも、英国は、あらゆる外交的な取り組みにおいて、人権と基本的な自由を守る国として、力強い模範となるよう努力して参ります。」

日本において、英国は、紛争下の性的暴力防止など、様々な共通の目標について、日本政府と協力関係にあります。また、EU、並びに、その加盟国と共に、日本における死刑制度の廃止に向けた努力を行っており、その取り組みの一環として、Death Penalty Projectが作成した日本の刑事司法に関する報告書に資金を提供しました。同報告書は、こちらから読んで頂くことができます。

詳しい情報

外相のツイッター:@WilliamJHague

英国外務省の人権に対する取り組みに関するツイッター: @FCOhumanrights

英国外務省のツイッター:@foreignoffice

英国外務省のフェイスブックとグーグル+: facebookGoogle+

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公開日:10 December 2013
最終更新日:10 December 2013 + show all updates
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